俺にはできないUE4(UE4休止中)

Unreal Engine 4でゲームを作ったりする備忘録だったり、ただの日記だったりする

イカの話

 日記も三日目だ。そろそろゲームの話でもするか。しよう。しよう。そういうことになった。

 イカのゲームをやっている。あの名作ゲーム『洞窟物語』の開発室Pixelが作った『いかちゃん』ではなく、世間で流行りのご存じのアレ、『Splatoon3』である。本当は発売日に買おうと思ったのだが、生憎とSwitch本体を入手しておらず、さりとてそんなタイミングで購入できるべくもなく、世間からほぼ1か月遅れでつい先日始めたところだ。

 1は腐るほどやった。実際、やった時はいろいろと腐っていた。腐った無職として思う存分楽しんでいた。楽しんでいたのだが、自分が多少なりとうまくなってきた自負と共に、負けるのが嫌で嫌でたまらなくなってきて、そんな自分の心が曇ってきていたのか当時参加していたイカコミュニティもなんだか嫌になって、そうしてやめてしまった。プレイ時間は1年やらないうちに1000時間を超えていたが、無職としては慎ましい方だろう。実際、平日昼間にプレイして無職だと思われたら恥ずかしいし……などと謎のプライドを発揮したりもしていた。そういうとこだぞ。

 そんな訳で2はイカにうんざりしていたのと、無職で金が無かったのと、金が無いのとは別にSwitchが手に入らないのもあり、買わずにいた。ヒーローモードだけ友人にプレイさせてもらったけど。ともあれ、2の記憶は薄い。

 

 そして3である。つらくもあったがそれ以上に楽しい思い出のあるイカ。幸い今は無職で無いので、Switchの1つや2つ買う余裕はある。そうしたタイミングにたまたま本体を購入できたので、ついでにササッと買ってしまった。エルデンリングをまだクリアしていなかったけど買ってしまった。でももう狭間の地の地図は全部埋まったっぽいしええやろええやろと買ってしまった。ラニ様は許してくださる。

 まずはリハビリも兼ねてヒーローモードだ。なかなか楽しい。2をクリアしてる人向けなのか、序盤からあまりギミックを出し惜しみしない。ジャイロが自分にはやや敏感気味だったのか、スナイプ系はちょっとミスったが、連休2日目にはクリアできた。終盤の展開、アレは良かった。俺の冒険は終わった。いや、対人戦やってねえよ。

 

 で、ようやくナワバリバトルである。初プレイの感想はこうだ。「みんな殺伐としているな。2で鍛えられすぎたのだろうか彼らは(ヒント:明け方4時)。名前がPlayerのままだけど初戦やるまで名乗る事すら許されぬのか。殺伐としているのに初心者丸出しの初期装備Playerくんに負けたチームの彼らのイラつきは幾何であろうか。しかし思ったより緊張して心臓バクバクだな。でも勝ったは勝ったけど活躍してないから思ったより楽しくねーな」そう、思ったより楽しくねーなだった。多分、愛憎の念が入り混じり溢れかえった1の思い出が強すぎたのだろう。でもまー本体と合わせて4万くらい払ったんだしもうちょっと遊ぶか、と。

 そうやってナワバリをプレイし始め、1日4~5戦程度やってはサクッとやめる日々を何日か過ごして来たが、なかなかにストレスレスだ。誰だかのブログだったかTogetterだかブコメだか忘れたが、その人もストレス感じさせにくい作りだと言っていた。確かにそうだ。

 まず、負けた時にショボボーンとした味方陣を映さない。リザルトで敵味方のランクも無いしフクの詳細も無いので、ショボくれたまま「低ランクヘボ装備のこいつのせいで負けたに違いない」という無様な責任転嫁が始まらない。ロビーから出れば詳細も見えるが、その頃にはもう彼らと二度と試合うことも無い、好みのフクを搾取するだけの相手である。それから、ホーム塗り1位だの、バトル1位だのとなんやかんや褒めてくれる。よかった探しの達人、愛少女ポリアンナか。そんなポリアンナもといSplatoon3に絆され、なんだかんだと続けてしまっている。

 なかなかいいゲームじゃあないか。アルバイトは怖くてまだやってないし、エルデの王にもなっていないけれど。